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塗料

2014年08月27日

8月22日に勉強会が開催されました。

『塗料の基礎』というテーマのもと、初心に立ち返り、改めて塗料とは何かということを再認識するための勉強会でした。

IMG_1947 2014.8.22

今回は、その「塗料とは何か」について、勉強会の内容に沿ってご紹介していきます。

 

まず、塗料とは何かといいますと、簡潔にいえば「物体の表面に塗る流動体」です。

 

そして、塗料には主に3つの役割があります。

 

1つ目は、「物の美粧」です。

今までと違う色彩や意匠を提供します。

 

2つ目は、「物の保護」です。

金属の防錆やコンクリートの中性化の防止、サイディングボードの劣化を防止します。

 

3つ目は、「新機能の付与」です。

汚れの防止、防カビ、防藻、抗菌、遮熱断熱、結露防止等の新機能を付与します。

 

この3つの役割において、一番の役割として挙げられるのは「物の保護」です。

塗料の発展=金属の防錆といっても過言ではないほど、深く関わってきます。

 

塗料は、これらの役割を塗装という作業のみによって得られるすばらしい材料です。

 

 

次に、塗料を構成する成分についてもご紹介します。

 

塗料は、「樹脂」「顔料」「溶剤」の3つの基本成分から成り立っています。

さらに補助成分である「添加剤」も用途に応じて含まれることがあります。

 

「樹脂」は、塗料において最も重要な成分であり、塗膜の光沢や強度等の基本性能を決定します。

 

「顔料」は、水や溶剤に溶けない粉末で、塗膜の着色や調節、新機能の付与等の目的に用いられます。

 

「溶剤」は、有機溶剤や水などの液体で、樹脂類の溶解(希釈)等に使用されます。

 

「添加剤」は、塗料の性能を向上させる補助薬品であり、塗装の目的とする機能や用途に応じて添加されます。

 

 

以上、塗料のご紹介でした。

 

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